chiharuf
2017年1月7日
境目を超えていく無重力な存在
「あん」(監督:河瀬直美) 2017年最初の映画は、今更ながら映画仲間に薦められた「あん」を観ました。 勝手に人の思いや伝統文化が継承されるストーリーを想定していたものの、社会問題にも触れながらストーリーは意外性を持って展開。...
閲覧数:15回
chiharuf
2013年10月13日
夢と現実の狭間で
2013年に観た映画、敬愛してやまないミシェル・ゴンドリー監督の「ムード・インディゴ」。 ゴンドリー監督、(恐らく初めて?)死を描く。 システマチックに魅せる独特で自由な空想の世界に引き込まれたと思うと、次の瞬間にはもうどうしようもないくらい現実の世界。空想の素晴らしさゆえ...
閲覧数:7回
chiharuf
2006年12月1日
生きる
黒澤明監督のヒューマニズムが頂点に達したと言われている、映画「生きる」(1952年)。 生きている限り、すべての者が向き合わなければならないそのテーマに直面する人間は、抱えきれない重みと、また滑稽なまでの人間性が現れてくる瞬間でもある。...
閲覧数:26回