
わたしの民主主義
日々、つらいニュースや映像が飛び込んできては、ただただ現場で苦しむ人や亡くなる人が増え続けていることを悲しく思う。愛する国や地域、家、人を残して去ることはどんなにつらいだろう。そして国家や民主主義というものについて深く考えさせられる。自分がいかに平和ボケして生きているか。そしていま生かされている環境は、決して自分だけで勝ち得たものではないこと。 あの悲惨な戦争の後、各国が国境を超えて経済や文化を共有し、長い時間をかけてともに育ってきたと信じていたものが一瞬のうちに崩れ去るのを、超情報化社会の今、それを人類史上最もリアルタイムで目撃できてしまう(しかし具体的に自分にできることがあまりにも少ない)ことの歯痒さを日々感じています。 戦況が続き数週間経つうちに、彼の国はおそらくこんなに時間をかけることなく制圧できると想定していただろうこと、現場の兵士達の士気が著しく低く、幹部との連携がうまくいっていないことなどが報道され始めた。 国家にとっての民主主義、私たち個人レベルでの民主主義、いろんな形があるだろうけど、そうではない形の統治が長期的に見ていかに機能