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  • chiharuf

ダウンタイム

ややオネエ感があるものの徐々に声も戻ってきて、少しずつ準備体操をしながら(そして大量の龍角散を消費しながら)日常に戻りつつある感じです。


なんだかちゃんと良いものを良いと思えなかったり、感情がやさぐれてつかれてしまった時、皆さんはどう過ごしていますか?


歳をとってよかったと思うことのひとつが、自分のダウンタイムをそれと認められること、無理に走り続けようとしないこと(体力的にできないからねw)、そしてある程度「自分の傾向と対策」を把握できていることだとつくづく思う。声が出なくなったのと時を同じくして、精神的にも落ち込み始めた時期があったけれど、そういう時は普段見たり聞いたり考えなくても済むようなことを見たり聞いたり考えてしまいがちで、しかも私は割とドツボにハマるタチなので笑、今回は早めから全力で自分の機嫌を取りに行った。と言っても声がでないのでできることは本当に限られていたけれど。


その中で今回一番効いたんじゃないかと思えたのが、昔から好きな本をゆっくり読むこと。

私の場合はよしもとばななさんの本だったんだけど、普段デジタル漬けなせいもあるのか?紙を通してばななさんの言葉にじっくり触れるたび、自分の中の何かがゆっくり溶けていくのを感じた。


そして少し元気が出てきたら、やはり好きな人たちに会いにいくこと。

いまなかなか会う機会がなかったり、ランダムに会うことが難しい時期だけど、やはりこれ以上の回復はないと感じる。


スポーツもそうだけれど(というかこの発想は長年やっていたバスケから得たので、本当にスポーツをやっていてよかったなと思う)、ずっと張り詰めたまま動き続けることはできないし、高いパフォーマンスを発揮するには緩急がとても重要だったりする。自分の心やメンタルの緩急ってなかなかつけづらいけれど、同じことなんだと思う。


そしてばななさんの著書「小さな幸せ46こ」にも書かれていたように、日常の中の小さな幸せが積み重なって大きな幸せになり、それがどれだけあるかで、人生のセーフティネットにもなったりする。まさにその通りで、日々何気ない誰かとのちょっとした会話とか、出来事に多く助けられていると改めて思う。


さぁ、少しずつギアを上げていきま〜す。

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