より小さきものたちへの目線

今年は九州へ帰省もできないので、近隣で慎まやかに数日だけの夏休みを取りました。

本当にコロナというものは、楽しみから順番に奪っていき、仕事だけが取り残される笑

(それでも私は人とする仕事が大好きだから、ありがたいことだけれど)

久々に首都圏を飛び出して、長野に一泊しました。

世の中GoToだStayだと言われているけれど、私は年明けから自分は常に隠れ陽性者であるという認識で生活しており(未知のウイルスにはそう対応するか、すべての生活を投げ捨てるしか道はない)、若年層は発症しにくい傾向にあることから、自分が無意識に地域の、特に高齢者の方に移してしまう恐怖の方がずっとあるので、できる限りマスクと除菌、接触を断ちながらの滞在ではあったのだけれど・・なんだかとても思うこと、感じることが多い旅でした。

滞在したのは長野県でもあまり有名ではない、小さな温泉なのだけれど、周辺の環境や泉質が大好きで何度か訪れている場所。宿は、ご家族で切り盛りされている小さな場所。なんと我が家のみで貸切でした。(そしてGoTo対象だったらしいけど、色々思うところがあり活用していません)

宿は、いわゆる著名リゾートのような趣や豪華さはないけれど、開湯数百年を経て、ご家族が連綿と続けてこられたことがよくわかる手入れされた場所で、地域の食材を、地域独自に受け継がれた方法で美味しい食事と清潔で暖かい部屋を提供してくださいました。ご家族で飼っているわんちゃんがとても可愛くて、息子と一緒にたくさん遊ばせてもらいました。(希望すればお散歩のオプションもあるのだとか!笑)

ご飯をよく食べる息子をおばあちゃんが可愛がってくださり、帰り際に、トマトは持っていかないかと大量にくださったり、庭に植えてあるほおずきを根っこごと抜いて「持ってけ!」と渡してくれたり笑 久々に、旅先での温かさに触れて、ここ数ヶ月の心労とか不安が綻ぶようでした。

そしてコロナの怖いところは、こういうより小さくて豊かな場所から奪われていくところでもある。途中、通りかかった軽井沢のとある大手リゾート周辺は都内以上の異様な混み具合で繁盛しており、それはそれで、助かっている人もいるのだろうけれど、、

自分が日本の各地と現在携わらせていただいたり、海外とやり取りする中で、改めて感じる日本の豊かさとは「各地の多様性溢れる風土と文化」にこそあると思っていて、今後もこれまで以上にその部分をたくさん見ていきたいし、自分にできることで関わっていきたいと改めて思いました。

そんな思いや、この場所がご家族が望む限り続くことを願いながら「また来ますね!」と挨拶をして宿を後にしました。

その後、子どもの靴を忘れて、取りに戻ったのはここだけの話。笑

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