手応えのある経済

いよいよ電車を使わず、外出は買い物と公園だけという自主的ロックダウン生活も2ヶ月目に突入。

皆さまはいかがお過ごしですか?

近所のコンビニが提供する最高のテラス席。こういう余白がだいすき。

対面や移動をなくして変わらず仕事はしているのですが、在宅ワークは経済的かつ超合理的なところが好きです。(家で自炊ご飯食べられる、移動ないので労力&時間カットできる、服や化粧品すらもはや不要=経済的など)

ただ、当然ながら色々とデメリットもありますよね。

私は会社員を辞めてから5年ほど経つのですが、そうそう最初は確かにそうだった、ということを

先週からリモートワークの始まった会社員の夫とよく話しています。

以前、会社員だった時代には当然ながら業務に加えて「定時に決まった場所に出社すること」、

仕事を終えた後に「そこから帰ってくるまで」がまるっと全部仕事に含まれていました。

(そしてもちろん満員電車に乗ることも)これは実際辞めてみないとわからなかったのですが、自分にとってはそれがとてもつなくストレスだった。要は前日どんなに深夜残業しても、もしくはたまたまさしてやることがない日でも、基本的には朝起きて同じ時間に同じ場所に行かなくてはいけない。独立後、収入は回復するまで一時的に減っていたのですが、それを差し引いてもその手にした自由に感動で打ち震えていたのを覚えています笑

その時初めて、それまでの自分の給与というのはそういう全てを含んだものであったことを実感させられたと同時に、そのような安定や保証と引き換えに、定時出社していないことがどこか「自分は”正しく"努力ができていないんじゃないか」という気持ちを生み出しもしていました。(正しさなんてないのにね。)裏を返すと、当時はまだ自分なりの生活や仕事のスタイル、リズムが確立されていなかったんだと思います。

そう考えると仕事のスタイルやリズム、ひいては姿勢って共通のルールがあるわけでもどこかで勉強するわけでもないし、個々がそれまでの経験や知見から蓄積していく複雑な体系のものなので、最近とみに言われる「チームビルディング」や「組織力」って良い意味で正解がないですよね。正解がないというより、個々で正解が全く異なる。

リモートワークひとつとっても、対面の打ち合わせと異なる点は、

・発言者や会議の進行者(誰がハンドリングするか)が明確化されやすい

・表情や声色が読み取りにくいため、言葉が明確になりやすいしせざるを得ない(雰囲気<言語化)

・そのため、目的のない会議が実行されづらい←これ意外と大事だと思う

新入社員時代に驚いたのは、(自分が背景を理解しきれていなかったことも原因だと思うけど)議事録を取っていて、「このTODOって結局誰がやるんだっけ?」や「そもそもこれってやるんだっけ?」ということが不明瞭なまま進むことがとても多くて、これは主語を割愛できてしまう日本語の特性もあると重ね重ね思ってきたのだけど、こういう日本式の仕事流儀がいま急速に変わりつつあるのを感じています。

ただ全てをリモート&オンラインにすべきとも到底思っていなくて、もちろん対面でしか進まない事案や直接話した方が良いことは確実になるので、手段が増えたぶんその使い分けとリテラシーが求められているしうまく使い分けていきたいなぁと思うわけです。

前置きが非常に長くなってしまったのですが、いま住んでいる街・西荻窪のことを書きたいなと思います。この街に住んで3年目、杉並区には6年目になるのですが、この街の好きなところのひとつが

チェーン店ではない、個人商店のユニークなそして素晴らしいお店や人が多いところです。

国産小麦を使って六本木の名店顔負けのバゲットを作るお店や、イギリスで修行したお姉さんの美味しい手づくりケーキ屋さん、雑誌にも載るほどのこだわりスパイスで作るインドカレーのミールスなどなど。。(もちろん和食や地域の郷土食が美味しいお店もありますよ)なにやらとってもレベルが高いのです。そしてどこか馴れ合いすぎない批判精神もあり笑、勝手に「東京のパリ」と呼んでいます笑(親友のフランス人も西荻通になってしまったほど)

いま大手流通スーパーに行けば軒並み買い占められた空っぽの棚を眺めてただただ不安な気持ちになりますが(大手にも日頃お世話になっているので批判しているわけではありません)、個人商店だとおかみさんとの会話で「まだまだ材料あるしお惣菜もたくさん作るから安心してね〜」とか、「お客さん減ってるけど今が大事な時なのでイートインはやめてテイクアウトで頑張ります!」とかそういう会話をしながらモノを買えるということが、いまの東京でどれほどありがたいことか。(先日は美容室のお兄さんとSNS施策のブレストをずっとしてました笑)

昔は当たり前だったのだろうけど、もはやお客様やお金が神様でもなんでもない対等な時代に、お金の数字以外の要素は思っているよりずっと大切で「どうせ買うならこの店で」「この店を応援したい」という双方向の関係を選んで続けていきたいし、自分の払うお金が目の前の人の対価になり、生活になるということは純粋に明快で居心地がいい。

【経済の語源・由来】(引用:http://gogen-allguide.com/ke/keizai.html)

古代中国の「経国済民」もしくは「経世済民」の略。 「経国済民」「経世済民」は、国(世)を治め民を救済することを意味し、現代でいう「政治」の意味に近い語である。 日本では、江戸時代の学者用語に現れ、理念的な政治政策の意味として用いられていたが、しだいに経済運営の意味で使われるようになった。

そうそう、経済って「国を治め民を救済すること」が目的で、あくまでもお金はそのための手段だったんだよね。

今週末は外出自粛のため、お昼は西荻のミールス食堂「大岩食堂」のテイクアウトと、おやつは先日購入した「キーズ」の桜ケーキ、夜は「ビストロシノワYASMIN」のテイクアウトでできる限り大好きなお店を応援しながら元気をもらいたいと思います。(食べ過ぎだなぁ〜)

皆さまも引き続きお気をつけて!

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