思えば遠くへ来たものだ

日本の梅雨も、もはやスコールではないかと思うほどの振り方で、変な天気が続いていますが、

日本を取り巻く状況は、想定しうるなかで最も悪い部類のものになりつつありますね。


今朝は茨城県の大学で講義をさせていただくため、初めて乗車した「ひたち」の中からこれを書いています。

「ひたち」に乗る前、みんな下を向いてひっそりと歩く東京駅構内を歩いていて、椎名林檎さんの「長く短い祭り」という曲を思いました。本来であれば、去年か今年にこの東京駅構内も多様な国からの方々で活気が溢れていたはずだけれど、私たちはとても遠い場所まで来てしまった。そんな感慨をこの楽曲の、タイトルにもある「思えば遠くへ来たものだ」という言葉に尽きると感じました。同楽曲では、「忘るまじ 我らの夏を」とも。みんな絶対に忘れないで、選挙に行こうね。


先日、まさに都議会選がありましたが、年を経るごとに「自分の選挙権は自分のためのものだけではない」という思いが強くなりました。特に女性が選挙権を得るために多くの人たちの犠牲や努力があったこと。また、私には選挙権のない子どもがいる。私が政治を自分の生活のひとつなぎとして実感を得られたのは働く女性の個人事業主として大苦戦した保活 から地元議員さんに相談し、実際に動いていただき問題を短期的には打破できた・・という経験からだったりしますが、私の周りには、日本にもう20年以上住んでいて、大企業で働いて日本社会に貢献しながら子どもを産み育ててもなお、海外国籍のため選挙権を得られていない友人がいます。彼女は日本社会を変えたくても変えるチャンスすら持てないでいる。選挙権ってなんだろう?そう思うとき、私は選挙権は権利ではなく義務だと思うようになりました。


緊急事態宣言中の五輪開催という言葉遊び。

詩人の俵万智さんが、自身のTwitterで現状を的確に表現してくださっていました。

私はとにかく、日頃よく接する各地の宿泊拠点や飲食店が心配。

これまで自力でなんとか1年以上頑張ってこられましたが、もうそろそろ皆さんいろいろな判断を迫られる苦しい状況にあると思います。また非常事態で真っ先に切り離されるのも、教育やアートです。


かの有名な養老孟司さんは、こんな緊急事態にこそ必要なのは「文学目線」であると1年前に仰っておられましたが、私も最近はアートやフィクション、物語の重要性を強く感じています。


このような背景で、この社会をどのようにこれから若い世代が見つめ、紐解いていくべきか?

そんなことを今日は大学の皆さんとシェアできたら良いと思っています。


やるべきことは山積みだね。

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