伝統と革新について

緊急事態宣言や昨今の感染者拡大に伴い、現在我が家では今月いっぱい、息子を家で見ながら仕事をしています。これがまぁ〜大変(笑)基本的に各種作業は息子が寝てから(いまは珍しく昼寝したのでこれを書いているのだけど、お昼寝も最近ほぼしない)。打ち合わせは息子の奇声が入っても良いよと言っていただける方のみと。(関係各所の皆様いつもありがとうございます・・!)どうしても重要なプレゼンなどは夫と交代で息子を見ながら、集中して1時間1本勝負で。

正直、ものすごく仕事の効率が上がることで自ずと時給換算額も上がっているし、人間って不思議なもので切羽詰まっているとどんどんアイディアが浮かんだりするので笑、ありがたいことに仕事と家庭と、両方を守りながら仕事ができています。本当にいつも温かく接してくれるチームの皆さまに改めて感謝をしつつも、こんなに息子と日中過ごすことも、息子がまだ2歳なのにもかかわらずとても久々な気がしていて、日々の成長に驚きながら過ごしています。

それでも、毎日の小さな選択ひとつひとつに全く正解がなく、迷いながらもその時最善と思われる選択をして積み重ねていくしかない。そんな人生の基本の部分を再認識していたりする中で、やはり小さな息子にとっては日々過ごす環境がとても限定的なものに(一時的にせよ)なってしまっていることは正解が見えないことでもあります。そして長引く除菌生活についても。短期的に見れば様々な感染症に驚くほどかからない一見良い環境に見えることではありますが、同時に貴重な幼少時代をそのように過ごした子どもたちへの長期的な影響についても議論し始めなければならない時期に来ていると感じます。(風邪などの軽微な感染症にかから無いことは同時に免疫構造が形成されないことでもある)そして何よりもやっぱり遊びたい盛り、お友達と遊んだ方が刺激的で、楽しいことはたくさん。本当は九州や関西のじいじ&ばあばにも貴重な時をたくさん共有しておきたかった。 などなど。

この状況が長期化する見通しもあり、個人的には元々のような(でもまた違う)生活に戻るのは、日本のこの感じだと5年はかかるのではと思っているけれど、適度に自分を甘やかして、小さな楽しみを与えてあげながら気長に過ごしていくしかないですね。 そんなことを昨日の講義でも学生と話していました。


そんな中、仕事では国内外のシェフや映像監督、作曲家、自治体や地域の方々など本当にたくさんの方々とご一緒させていただき、最近特に「伝統と革新」ということについて考えています。この選択とバランス感覚が、本当に難しいし「いま」という時間軸だけでは決して答えがない。


いまは少し古くさいように見えてしまうことでも、100年守ればそれはもちろんレガシーであり伝統であり。でもいま思うことは、どんなイノベーションや革新と呼ばれることであっても、突拍子のないことではなく必ずそのオリジナルな伝統や土台に則っていること。軸足とでもいうのかな。そこの核を確認し死守しながら、(バスケと同じように)軸足をブレさせない限りの挑戦は「革新」になりうるのではないか。そんなことを、「風の時代」を迎えた2021年の冒頭に考えています。自分のあり方やアイデンティティに関しても、同様に軸足をブレさせずに。これまで以上に思いっきりチャレンジしていきたいと思います。

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