世界の理想とバランス
4月から夫は転職で新しい職場、息子も保育室閉室に伴う転園で新しい保育園へ。
私の父のいろいろなことでリモート介護というかヘルプもありつつ、本当に私以外が(そして私も)変化の大きな新年度のスタートです。
息子は慣れ親しんだ先生やお友達もいない新しい保育園で、この1週間は本当に親子ともに試練の時でした。思えば、発端は私が個人事業主だからという理由で、保育園に入れず、ようやく入れても急遽閉室になり、また新しい環境に入り・・ここ数年ずーっと同じ場所でグルグルしていたなぁ。その間、仕事もして、家族のこともして、処理能力だけは年を経るごとに爆上がりしているけれど(笑)この辺りの所感はまた今度。
そして学生の頃は卒業式とかクラス替えとか新しい出会いとか(余談だけど飽き性の私はクラス替えや席替えが大好きだった)、3月や4月はとても大きな意味を持つ季節だったけれど、大人になってからは純粋に年度末という経営もしくは経済的な仕切りでしかなかったので、久々に大きな転換期という気がしています。
時代もいま、大きく変わる時期。
コロナの影響が長期化し、全く影響を受けない人はいないし、本当に大変な時期を迎えている。後から見てもすごい時期として振り返られるんだろうな。ただ今とても思うのは、目に見えない形で、そして思っているよりも早いスピードで、社会や生き方も再編されているということ。昨今の国のトップのあり方や組織の課題を考えさせられる報道に関しても、もしオリンピックがスケジュール通り開催されていたら、その勢いのあるノリとテンションで、見過ごされてたんだろうということがいまたくさんウミとして出てきている。それだけは長期化するコロナ禍を迎える中で、良いことなのかもしれない。(と、思いたい)
そんな中、最近「世界の理想とバランス」について考えています。
いま多様なプロジェクトに携わる中で、左脳的に「理想」と考えうるものを究極的に追求して、実現しても、それは思い描いたような「理想」にはなり得ないんだろうな、そんなこと。世界の始まりは宇宙のビッグバンで、元々不均衡な状態で。その不均衡を正そうとしても、またどこかに歪みは生じるだろうし、仮に完全に均一化された世界って、機能するのかな?どこまでも世界は不均衡だし不平等で、アリは8:2でしか働かない。ただ、そこを起点として、それを限りなく均衡に戻そうとする働きもまた世界なのかなとも。
もはや禅問答というか押し問答ですが、今年度も色々と思いを馳せていきたいと思います。
よろしければお付き合いください。
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