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chiharuf

ランドスケープ

年内ぎりぎりまで仕事して、なんとか各方面に不義理なきよう納品し(みなさま今年も大変お世話になりありがとうございます)、今年最後の買い物・散歩・お風呂・夕食・寝かしつけなど終えて、ようやく今年最後のパソコンに向かっています。(今年最後のビールを飲みながら)

今日は、朝から掃除をしたり、何人かの人に贈り物をしたり。1つは台湾の友人へ手紙を書いて贈り物をした。こんな時代でも、いつもSNSを通じて私に台湾の人や土地の素晴らしさを思い出させてくれる友人。


そんな今年最後の日に、東京をはじめ国内での感染者数が最多を記録したことも、まだまだこの戦いが長いことを象徴しているかのようで、またいくつかのプランを見合わせないといけないと感じている。でも必ずお互い元気でいて、また絶対に会おうねとこれはなんだかもはや意地にもなってきたような、そんな大晦日だった。


今年は、ここでも何度も書いたけれど、本当にたくさんのもの、例えば今年やりたいと思っていたこと、会いたいと思っていた人、そしていくつかの素敵なプランなどを置いてきてしまって、もう今日で2020年が終わるという事実をなかば受け止めきれずにいる。


多くの人と同じようにもがき苦しみ、それでいてこれまでのような生活や物理的な動きが制限される分、どうしても色々な手応えや充足感が得られ難く、これまで以上に「家族と健康に過ごせること」のありがたみを知った。そしてそれが当たり前ながら有限であることも。これからますます、神様には健康以外お願いできない。


いま2020年という1年を見返してみると「ランドスケープ」に向き合ってきた年でもあった。

自分や家族の心模様、仕事や社会を通して見るランドスケープ、地域と食のランドスケープ。それはとても遠くて掴みどころがなく、混沌としていて、正解も間違いもなくて、立ち尽くすことも。でもそんな時、ひとりだと思っていても、誰かが見ていてくれたり、一緒にやろうと声をかけてくれる人がいたり。そして今までで一番自分と向き合った1年でもあったように思う。


年明け、ここでは少し「旅の記憶」シリーズとしてこれまで行った多くのユニークな旅で、象徴的な出来事や面白かった体験などを書いていこうかなと思っていて、少し書き溜めたりもしているのだけど、旅と同様、ランダムな出会いや体験が得られにくくなっている今、2021年はできる限りそのようなものを取り入れていきたいなーと思っている。2021年のテーマは、ランダム。ランダムはデジタルが苦手とすることでもある。思う存分、ランダムの波にうもれたい。


なんだか取り止めもないけれど、これもいまの私のランドスケープかな。

みなさまも変わらずお元気で!また来年お会いしましょう。

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