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chiharuf

ママチャリ・テロリスト

10月の営業日も今日で終わり。そんな日にふさわしいような晴れ渡った秋晴れの金曜日。 そして少しだけ以前の生活に戻れるような幸せも噛み締めています。 久々に人に会えたり、来週には心待ちにしていた20年来の友人の結婚式もあり、楽しみ。

今週も今週で、いろんなことがありましたね。 基本的人権、表現の自由、政治と自分の生活のつながりなど、いろいろなことを考えました。 生活では夫が珍しく出張なので(2年ぶりぐらい?)息子と二人+猫でひっそり暮らしています。


そういえば昨日お迎えに行く時、「ママチャリ・テロリスト」について考えた。 例えば私が今テロリストだったとしても誰も気づかないんだろうなーと(危険w) でもそれぐらい、私たちはぱっと見の印象や情報から多くのことを判断して生活している。 例えば「おばあちゃんコスプレイヤー」とか、「小学生データサイエンティスト」とか。一見、異質に見える属性やもの同士の掛け合わせにはめっぽう弱いというか、想像できない性質を持つ。


それは日々社会生活を営む上では必要な一方で、いかに自分たちがそういったステレオタイプともいえる 思考や性質のもとに生きているかを改めて認識したいなと思う。


そして自分が生きる上で何を大切にしたいかがよりシンプルになれる社会だともっといろんな面白いことが生まれてとてもいいなと思う。でもそれって本当に難しい。自分自身が何を大切にしたいかがよくわかってないケースも多いし、それが誰かの大切にならないこともよくあるから。


だから0か100かじゃなくて、「てげてげ」(適当、良い加減)に調整しながらやっていくしかない。特にこんな非常事態には、何か一度決めたら変えられない非流動的なことではなく、トライ&エラーしていける柔軟性とか、誰でも起こりうる誤りをきちんと認めて、変えていける力とか。そういう意味では本当に今、若者の出番だと、日々若い人たちと接していて思う。多様な人たちがもっと参加して一緒に作っていける社会になれば良い。(「たった1票じゃ変えられない」「政党が変えられないなら投じても意味がない」というのも、また1か100か理論ですね)そんなことを考えながら、週末は1票を投じたいと思う。

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